車のワックスのかけ方!誰でも簡単にできる効果の高いワックスがけを伝授

2018年5月23日

「車のワックスがけは面倒」「車のワックスがけはどのようにすれば良いのかわからない」といったユーザーも少なくないはずです。

新車購入時に、販売店施工ボディコートオプションとしてQMIやCPCといったグラスシーラント加工があります。ボディコートを施工した車は、水洗いのみで5年保証や永久的にノーワックスなどをアピールして光沢長持ちをアピールしています。

しかし、注意しなければならないのがメンテナンスです。

汚れが付着したらすぐに洗い流すこと、鳥の糞などが付着したらすぐに洗い流すこと、落ちにくい汚れは付属の専用メンテナンスリキッドを使用して汚れを落とすことなど、こまめな洗車が必要で乗りっぱなしでは汚れが落ちにくくなります。

さらに、定期的な点検を兼ねたメンテナンスも必要で、乗りっぱなしで放置した汚れによるボディの変色等は保証の対象から外されることもあります。

ボディコートの施工料金は高めで、大型セダンやミディアムクラスミニバンで70,200円、コンパクトカーで37,800円 です。

新車購入時ですので、値引きに含めたり、お得に施工することは可能ですが、洗車やメンテナンスが必要なら、自分でワックスコーティングを行うこともおススメです。

中古で購入した車をピカピカにしたいユーザーにもワックスコーティングはおススメです。洗車用品を購入し、ワックスは1,000円前後から選ぶことができ、使い捨てではなく何度か使用可能ですのでお得です。

今回は、誰でも簡単にワックスがけがきれいに出来る秘訣を紹介します。

水洗いでボディの汚れを落とす

ボディに汚れが付着したままですと、ワックスの効果が得られません。また、キズの原因にもなります。

ボディにたっぷりの水をかけ、汚れを浮き上がらせます。水をかけ続けながら水をたっぷり含ませたスポンジでボディをこすりながら汚れを洗い落とします。

水洗いで落ちにくい汚れや、汚れの上にコーティングされた古いワックスがあるなど、汚れが激しい場合には、洗車専用のシャンプーを使用しましょう。

洗車用シャンプーを選ぶ際には、ホワイト系、メタリック系、ライトカラー系、ダークカラー系などボディカラー毎に分かれているものや、オールカラー使用可能なものがありますので、購入時によく確認することが大切です。

きれいに汚れを落とすことができましたら、カーセームを使用して水分を拭き取ります。拭き取りの際に、タオルを使用すると、きれいにふき取れないばかりか、逆に繊維でキズを付けてしまう恐れがあります
カーセームはセーム皮を使用していますので、吸水性に優れ、手でギュッと絞るだけで吸水性が復活し、きれいに水分を拭き取ることができます。

ボディの表面をきれいにふき取っただけでは、ワックスを塗る際に水が垂れてきて、ワックス効果が十分に得られなくなる可能性があります。

ドアや給油口、ボンネットなど開く部分は開けて内側の水分も拭き取ることがポイントです。

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ピッチやタールなどは粘土クリーナーで落とす

洗車しても落ちない「黒や茶色の点」があります。特にホワイト系やシルバー系の淡色カラーのボディに付着すると目立ちます。

アスファルト路面から拾うピッチやタール汚れ、ブレーキダスト等からの鉄粉などが主な原因です。専用のピッチタールクリーナーもありますが、塗装面に優しく、コンパウンドが入っていない「粘土クリーナー」がおススメです。

粘土クリーナーを使用する際には、十分に水をかけながら行います。

水をかけながら「黒や茶色の点」の部分を粘土クリーナーで擦ります。

軽く擦るだけでタールや鉄粉が粘土にくっついてきれいに汚れが落ちます。粘土が黒や茶色に変色したら、中にこねて押し込みきれいな部分で次の汚れを落とします。

粘土クリーナーを乾燥した状態で使用すると、汚れが取れないばかりか、キズを付けてしまう恐れがあります。粘土クリーナーは、カー用品店やホームセンターのカー用品コーナーで700円前後で購入可能です。

粘土クリーナーの使用が完了した際には、カーセームを使用して水分を拭き取りましょう。

小キズはコンパウンドを使用

ちょっと気になる小キズを発見したり、粘土クリーナーでも落ちない着色汚れは、仕上げ用の細かいコンパウンドを使用すると小キズが目立たなくなり、着色汚れもキレイに落とすことができます。

今回は、超ミクロンコンパウンドを使用しています。

爪がひっかかるような傷は、荒目のコンパウンドを使用しても消えることはなく、少し目立たなくなる程度です。コンパウンドはボディの表面をわずかに削り、凸凹を無くすのが役目です。

必要以上に擦り過ぎるとボディの塗装面を痛める恐れがあります。

コンパウンドを使用の際には、コンパウンドと一緒に添付されている専用スポンジを使用して、キズのある部分に対して垂直に擦り磨きます。

磨き終わったら、ワックス拭き取り用クロスを使用して、コンパウンドの成分を拭き取り、同時にキズが目立たなくなったか確認します。粘土クリーナーで落ちなかった着色汚れもコンパウンドを使って落とします。

拭き取り用クロスは、ワックス拭き取り時にも使用しますが、コンパウンドを使用したクロスは絶対に使用してはいけません。

ワックス拭き取りの際には、新しいクロスを使用しましょう。なお、写真のクロスは紙製で、ワックス拭き取り用の使い捨てクロスです。

10枚前後入っている商品が、カー用品店やホームセンターのカー用品コーナーで350円前後で販売されています。

固形ワックスを使ってみよう

比較的安価に手に入るのが固形ワックスです。

筆者使用の「リンレイ JAPANワックス」は、雨の多い日本向けに開発された半練りタイプの固形ワックスで伸びも良く、拭き取り易いワックスです。

専用のスポンジが添付されていますので、専用スポンジにワックスを付けてボディに塗り込みます。

ワックスを塗り込む際には、グルグル円を描くと丸い磨きキズが付く可能性がありますので、空気の流れる方向、水の流れる方向に塗り込みます。縦または横に塗り込むことを意識します

ワックスを塗り込み、白く乾き始めたらワックスを拭き取ります。拭き取りには、コンパウンドを使用するときに紹介した、ワックス拭き取り用の紙製の使い捨てクロスを使用することをおすすめします。

折りたたんで使用し、ワックスがクロスに付着し拭き取りにくくなったら、裏返しにしたり、折り返したりして常に新しい面で拭き取ることが上手にふき取るコツです。拭き取りの方向は、塗り込んだ時と同様に、空気の流れる方向、水の流れる方向にふき取ることを意識します

「リンレイ JAPANワックス」は600円前後でカーショップやホームセンターで購入可能です。

サイドの部分や、リヤにあるエンブレムに直接ワックスを塗ると拭き取り困難になり、カスが残る恐れがあります。

エンブレムの部分はエンブレムの手前までワックスを塗り込み、ワックスを拭き取る際に使用する拭き取りクロスに付着したワックスを伸ばすように塗り込むのが効果的です。エンブレムに付着した汚れは、細い綿棒を使用すると落としやすくなります。

施工がラク!液体ワックス(コーティング)を使ってみよう

液体ワックスは、少量でも伸びやすいのが特徴で、施工が楽に感じます。

液体ワックスの中には、固形ワックス同様に、スポンジに浸み込ませてボディに塗り込み、白く乾き始めた頃に、専用のクロスで拭き取るタイプと、商品添付のマイクロファイバークロスに浸み込ませて塗り込むだけで完了するタイプがあります。

写真で使用しているのは、拭き取り不要のフッ素コート剤です。ブルーのマイクロファイバークロスは商品に付属しているものです。

マイクロファイバークロスにコート剤を浸み込ませて、ボディに塗り込むだけでコーティング完了します。塗り込む方向は、ワックスがけで紹介した方向と同じです。

クロスに浸み込ませるのが面倒で、ボディに直接液体をかけることは避けましょう。余計な部分に垂れてしまったり、天気の良過ぎる日には塗装面を痛める原因にもなります。

引用元:株式会社ソフト99コーポレーション「フッ素コート鏡艶(ミラーシャイン)」

価格は1,500円前後で購入可能で、9か月コーティング効果が発揮されます。

ミディアムクラスミニバンに使用して4~5回使用可能です。9か月効果ありますが、前回のコーティングが残っているうちに再度塗り込むと、コーティングが薄くなった部分に埋め込む形でさらにコーティングの被膜が強化されます。

半年毎にコーティングを行うなど、耐久月数よりも早めに行うことがおすすめです。

引用元:シュアラスター株式会社「ゼロウォーター(280ml)」

シュアラスターの「ゼロウォーター」は、ボディにスプレーしてマイクロファイバークロスでふき取るだけの簡単液体ワックスです。ゼロウォーターは、ボディが濡れていても乾いていても施工できますので、非常にラクです。

ゼロウォーター280mLの公式hpでの価格は3,024円(税込)です。

ワックスがけのポイントと注意点

ワックスの効果を高め、キレイなボディにするためのポイントは、車のボンネット1枚、ドア1枚などひとつひとつのパーツごとにワックスをかけることです。

写真のようなポイントで区切りながら作業すると、ワックスの乾きすぎや拭き残しが少なくなります。

液体ワックスの塗り込むだけまたは、スプレーしたのちにふき取るだけのタイプなら問題ありませんが、白く乾き始めたときに拭き上げるタイプのワックスは、ドアの淵の部分までギリギリに塗り込んだり、ドアとフェンダーをまたいで塗り込むと隙間にワックスが入り込みます。

拭き残しや後日白い塊で発見されますので、淵の部分ギリギリまで塗り込まないようにするのがポイントです

また、ワックスはガラスやライトのレンズ類、メッキパーツ、黒いゴムやプラスチック製のモール等には塗らないようにしましょう。

ガラスに塗り込むと油膜の原因となり、雨の日の夜のドライブでギラギラ視界が悪くなる恐れがあります。

ルーフにワックスを掛け、しっかり拭き上げても雨水と一緒にワックス成分が流れてくる場合があります。ワックスがけして最初の雨のドライブの後に、ガラスコーティングを行うことをおススメします

ワックスがけに適した天気は曇りです。

固形半練りタイプのワックスの場合には、適度な空気中の水分でよく伸び塗り易くなります。また、どのタイプのワックスでも、炎天下での作業は、塗装面を痛める恐れがありますので、炎天下での作業は避けましょう。

コーティング効果、成分がボディの表面上で落ち着くまでに、1日から2日かかります。出来るだけ翌日雨の予報が無い日を選んでワックスがけを行うことも効果長持ちのポイントです。

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