ブレーキランプの交換はどこでする?ディーラー・スタンド・カー用品店の費用を比較

ブレーキランプっていつ切れてしまうかわからないから困りますよね。それに切れたことに気付きにくいので、いつの間にか切れていたということがほとんどだと思います。もしブレーキランプが切れてしまったら何処で交換をお願いするのが良いのでしょうか。
ブレーキランプの交換を行っているところは多数あります。ディーラー、ガソリンスタンド、オートバックスやイエローハットのようなカー用品店などでも交換をすることができます。
今回はどこで交換するとどのくらい費用がかかるのかを比較しながら、ブレーキランプの交換をどこで行ったらいいのかを解説していきます。
ブレーキランプを交換しないとどうなるの?
たまにブレーキランプが片方切れている車を見かけることがありますよね。極まれにですが両方切れている車を見ることもあります。では、ブレーキランプの交換をしないまま走行するとどうなるのでしょうか。
追突事故を引き起こす可能性も
ブレーキランプが片方切れているだけでも追突事故を引き起こす可能性があるので非常に危険です。
ブレーキランプは後続車などにブレーキをかける合図をするために光るものですので、もし両方とも切れていた場合には後続車はあなたがブレーキをかけていることを把握できません。結果追突など重大な事故に巻き込まれる可能性もあります。
では片方だけ切れている場合は大丈夫なのかというと、そうではありません。両方切れているよりは危険度は下がりますが夜間の暗い時間帯などは、片方しかブレーキランプが付かないと視認が遅れる可能性もあるからです。
またブレーキランプが切れたまま走行をすると、整備不良として警察に捕まってしまいます。多くの場合は見逃してくれることが多いのですが、万が一捕まってしまうと減点1点の罰金7,000円です。
ブレーキランプが切れていることに気付いたらなるべく早く交換をした方がいいでしょう。
ブレーキランプってどれくらいで切れるの?
ブレーキランプがどのくらいで切れるかですが、これは使用環境によって大きく変わってきます。例えばブレーキをよく踏んでブレーキランプを光らせる頻度が多い人は早くブレーキランプが切れますし、風雨に晒される機会が多ければそれだけブレーキランプの傷みも早くなります。
おおよその目安は白熱灯で2,000時間、LEDの場合ですと50,000時間といわれていますのでこちらを参考にご自分の使用環境と照らし合わせるとだいたいの目安が出るかと思います。
ブレーキランプってどの車でも同じなの?
ブレーキランプは車種によって違いはありますが、大まかに分けると2種類しかありません。それが白熱灯とLEDです。
白熱灯タイプのブレーキランプは、前述した通り2000時間しか寿命がありませんので切れる頻度が多いです。そのため交換を前提とした設計になっており、切れた場合も電球の交換をすればまた光るようになります。
しかしLEDタイプのブレーキランプの場合は50000時間の寿命があり、通常の場合その車を乗り潰すまで切れることがありません。そのため交換を前提とした設計になっていないことが多く、もし運悪くブレーキランプが切れた場合には、電球ではなくブレーキランプのユニットごと交換しなければいけない可能性もあります。
ブレーキランプを自分で交換することはできる?
ブレーキランプの交換は工具と知識さえあれば誰でも行うことができます。特に白熱灯タイプのブレーキランプは比較的簡単に交換作業ができるようになっています。
しかし、それでも車両の整備はしっかりとした知識が必要になるものです。自分でやってしまうと車に傷をつけてしまったり、ブレーキランプを止めている爪を折ってしまったりなど、余計にお金がかかる事態を引き起こしかねません。
しっかりとした知識や経験がないのでしたら、プロに頼んだ方が余計な手間が省けるので良いでしょう。
ブレーキランプの点検方法
実はブレーキランプは日常点検をするのが少し難しいところになります。と、いうのもブレーキランプとバックランプは他のランプと違い直視での点検ができないからです。
ブレーキランプが点灯しているかを確認しようと思うと、ブレーキを踏まないといけません。しかし、ブレーキを踏んでいるとブレーキランプを直視することができません。そのためブレーキランプは切れたことに気付かないことが多いのです。
ブレーキランプが切れていないか確認するには、2人でブレーキを踏む人と確認する人に分かれて確認をするか、どうしても1人でやらないといけない場合はバックで壁際などに寄せてブレーキを踏むことで壁が照らされるかを見る確認方法があります。
もしくは費用はかかりますがガソリンスタンドやディーラーに点検で車を持ち込めばブレーキランプはもちろん、様々な車の不具合を点検してくれますので定期的に持ち込むのも1つの手でしょう。
ディーラーでブレーキランプを交換する場合
それでは実際にディーラーでブレーキランプを交換するとどの程度の費用が発生するのでしょうか。
これはディーラーによって料金設定は様々ですが、おおよそ1,500円くらいが目安になるでしょう。内訳としては電球代が500円、交換工賃が1,000円程度です。少し料金は高いですが、しっかりとしたプロが交換してくれるので安心感があります。
またご自分が車を買われたディーラーであれば、付き合いもあるので交換工賃はサービスしてくれたりといったこともあるでしょう。点検時にブレーキランプが切れていることに気付いたのであれば、点検料も頂いているのでブレーキランプ交換はサービスにします。といったこともあるようです。
ディーラーは料金設定は高いですが、付き合いのあるディーラーであれば1番お得にブレーキランプの交換ができるかもしれません。
ガソリンスタンドでブレーキランプを交換する場合
良心的なガソリンスタンドは燃料を継いだ後に電球類のチェックをしてくれます。その際にブレーキランプが切れていることに気付くことも多いのでガソリンスタンドでブレーキランプを交換する機会も多いでしょう。
これも店舗によって様々ですがおおよそ1,000円程度で交換してくれます。内訳は200円~500円が電球代で500円~800円が交換工賃です。
ディーラーに比べると安価ですし、せっかく親切で点検してくれて気付いた玉切れなのでお願いしても良いと思いますが、ガソリンスタンドの店員もアルバイトなどが多く、プロではないので極まれに車にキズを付けられたりなどのトラブルがある場合がありますので、そこだけは気を付けておきましょう。
オートバックスでブレーキランプを交換する場合
大手カー用品店のオートバックスでももちろんブレーキランプの交換をしてくれます。ブレーキランプを購入して交換も店員さんにお願いすればいいので手間がなく楽なのが良いですね。
気になる費用ですが、電球代が200円程度、工賃が500円程度のおおよそ700円程度で交換が済みます。ディーラーやガソリンスタンドに比べると安価に抑えることができるのがオートバックスでブレーキランプを交換する最大の利点ですね。
ただし、オートバックスもガソリンスタンドと同様、簡単な整備はアルバイトがすることが多く、整備の確実性を求めることができないことも知っておきましょう。
イエローハットでブレーキランプを交換する場合
こちらも大手カー用品店であるイエローハットでブレーキランプの交換をする場合、費用はだいたいいくらくらいになるのでしょうか。
イエローハットでもオートバックスと同様、店舗でブレーキランプを購入した後、店員さんに交換をお願いする形になります。
費用ですが、こちらもオートバックスを差はなく、電球代が200円程度、工賃が500円程度で700円程度で交換ができます。
ブレーキランプ交換の費用を安価に抑えたいならばイエローハットかオートバックスへ行くのが良さそうですね。どちらも費用は同じなので、後は近くにある方を選ぶといいでしょう。
ブレーキランプがLEDの場合
ブレーキランプがLEDの場合は、交換作業がかなり難しくなります。まず部品ですが白熱灯のように汎用のランプを交換すればいいというわけではなく、ランプ単体での交換はまず不可能と考えていいでしょう。
LEDの場合はブレーキランプのユニットを丸々交換するようになります。そのため汎用品はなく、全て車種専用の部品を購入しないといけません。
そのためオートバックス、イエローハットなどのカー用品店やガソリンスタンドでは取り扱いがない場合が多く、ディーラーや整備工場での交換となります。
費用ですがこれも車種によって様々ですが、安いものでも純正部品で20,000円~30,000円、社外品が出ていれば8,000円~10,000円程度します。交換工賃自体は1,000~2,000円程度のものなのですが、部品代が少し高くついてしまいます。
ディーラーや整備工場に頼めば中古部品も探してくれますが、新品部品のおおよそ半額程度ですので、それでもかなりの費用がかかることになります。
大抵のことでは切れることがないですし、デザイン性もあり性能の良いLEDですが万が一切れてしまった時はかなりの費用が発生してしまうのが難点です。
まとめ
ブレーキランプは突然切れてしまいます。家の電球と同じで前触れもなく突然切れるのでブレーキランプが切れていることに当分は気が付かないことがほとんどです。
ただし、ブレーキランプが切れたまま公道を走行してしまうと整備不良で捕まってしまたり、重大な事故に巻き込まれてしまう危険性があります。なるべく早くブレーキランプが切れていることに気付き、速やかに交換を行えるといいですね。
今回はブレーキランプの点検方法から、ディーラー、ガソリンスタンド、オートバックスやイエローハットまでブレーキランプを交換してくれる様々な場所とその費用をご紹介させて頂きました。
この記事を参考に、ブレーキランプの点検を行い、もし切れてたらあなたにとって1番メリットのありそうな方法で交換を行って下さい。
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